任天堂のすごさここに極まれり

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/electronic_entertainment_expo/
http://gameinfo.yahoo.co.jp/info/headlines/geg/20040512/cpt/17000000_eg009.html
にあるように、ついにPSP任天堂DS(仮)がE3の会場で発表されましたね。


これを見て感じたのが両陣営のすごさとゲーム機に関する観点の違いかな。
まあどちらもスペックは当然高い。
だが、もはやスペックのみがものを言う時代ではないのは言わずもがなである。
そこで両陣営はすさまじい方向性を示してきたのである。


まず、PSPは動画や音楽など、あらゆるデジタルコンテンツを抱え込める、
いわば第2のウォークマン旋風を巻き起こそうとしている。
家電やPCなどで培ってきた技術をいかんなく投入しようとしている。
これはこれで誰もが考えていたが実現できそうになかったすごいことである。


これに対し、任天堂DSは2画面にしてきた。
昔のゲームウォッチドンキーコングみたいだけど、
それだけか?と、最初は思っていた。
ところが、2画面の可能性は使い道次第でいくらでも膨らむのである。
そこいらは上のリンク先にもあったけど、こんな単純な仕掛けで
ソフトの可能性が大きく増えることはすごいと思われる。


さらに、タッチパネルや音声認識、さらには無線LANによる16人対戦。
こちらの予想をはるかに上回る可能性を示してきている。
もちろんソフトがこの進歩についてくるかが問題だが、
任天堂の挑戦には脱帽ものである。
まさしく花札から培ってきたおもちゃメーカーらしい方向性である。


さて、この勝負がどうなるかは楽しみではあるが、
個人的にはハードの仕様のため縮まっていたソフトの可能性を、
ハードからして大幅に変更して広げようとする、
この任天堂の挑戦を応援したいところです。
16人でダンジョンを冒険し、音声やタッチパネルでみんなと協力して
罠を突破していくRPGなんて最高じゃない?