ちょっと多すぎないかい?

新聞で連載されていた頃のサザエさんでは大学生が
漫画を読むということでネタになってました。
まだまだ漫画は子供が読むものという概念が40年程前にはあったみたいですね。


それが徐々に大人も読むようになってきたが、
それでもアニメは疎んじられる時期が続いたそうです。
とはいってもその頃は自分は生まれてなかったけどね。


さて、最近はそんな昔はどこへやら。
深夜アニメの好調ぶりが新聞でも伝えられ、サラリーマン世代が深夜のアニメに興じ、
女性もはまるという時代。
ジャパニメーションなんて言ってた10年前なんて目じゃない、
何か別次元のブームがきてる感すらあります。
まあそれは新聞の表現からであって、見ている側としては良質なアニメが見れて
いい感じと言えばそれまでなんですけどね。


ただ、それ見たスポンサーやアニメ会社、出版社などは
「放映すれば何でも売れる」と思っているのでしょうか?
今期は新番組が多すぎです。
あの糞フジテレビの深夜からスポンサーが(フジテレビ側からかもしれないが、)
撤退したのはうれしいが、他の局がタイミングかち合いすぎ。


前は量の増加による質の低下を懸念してましたが、
今期の第1回とかを見てる限り質は結構いいかもしれません。
今回は一人あたりのアニメに裂ける時間が問題な気がします。
いくらアニメが好きでも全部が追えるわけではありません。
また、いくらブームとか言っていても深夜は深夜だし、
見る人の数がそう簡単に倍増するわけではありません。


な・の・に、アニメの量は倍増。
これは明らかにつぶしあいになり、また価値の低下につながりかねません。
まるでキャベツが豊作になってしまうと単価が下がって逆に儲からなくなる時があるように…。


とりあえず追えるだけ追っては見るけど、こっちとしてはつらい日々が続きそうです。
アニメの本数を増やすより全国では放映されていない地域のほうが多いわけだし、
地方局と連携して放映地域を増やすほうが効果高いと思うんですけどねえ。