CapcomFightingJamで全キャラクリア

もうかれこれ半年近くやっていなかったカプコンファイティングジャムですが、
近場からどんどん撤去されていってることもあり、一念発起しました。
とりあえずできる場所を探そう……と探した結果、
近場では新宿歌舞伎町のフロンティアと中野タイガーに存在することが判明。
新宿はCPU戦が3本設定で、中野は2本設定。
クリアまでの試合数を減らして回数を増やしたかったので中野に行きました。
フロンティアのレバーが微妙にしっくりこなかったのもありますが。


そんなで、全キャラ豪鬼撃破まで残り9キャラとなっていましたが、
ゲームの性質上、2人ペアの片方を豪鬼撃破できるキャラにしてしまえば楽勝です。
リュウだと豪鬼出現条件のパーフェクトも取りやすいし、無敗も超必殺技で倒すのも楽。
しかも豪鬼は起き上がりに昇竜拳を重ねるだけで倒せたりします。
まあ楽勝だし、実際に春麗と組ませてクリアしましたが、
この時点でもうこのやり方ではただの作業で面白みも糞もない状態でした。
豪鬼でエンディングが変わるわけでもないし、なによりせっかくのいろいろなキャラをまったく使わないのもどうかと。
ということで、方向を転換し、全キャラクリア達成を目指すことにしました。
ただし、ちゃんとラウンドごとに交代して全キャラ使うという方向で。


方向転換してよかったのが、やはりキャラを動かしていて面白いという点。
残っていたのにヌールとかハウザーとかがいたおかげかもしれないが、新鮮な使い心地でした。
面白くてどんどんやりこんで結局残っていた全キャラでパイロンを倒せてエンディングが見れました。
パイロンは基本的に車輪になって突っ込んできたのをガードした後に連続技を入れるだけでも勝てるのですが、
そればかりじゃなくても結構普通に戦っても面白い相手でした。
ということで、1年近くかかったけど、全キャラクリアできて一安心。


それにしてもなんていうか、このゲームは残念なゲームですね。
酷評されているふしがありますが、決して出来がそこまで悪いわけではない。
いろいろなスタイルを戦わせ合えるというシステム面も悪くないし、
対戦もCPUも絶妙に仕上がっていて結構面白い。
闘劇の試合を見てもかなり面白い戦いが見れたし。
でも、結局はこじんまりとまとまっているけど、冒険してないから新鮮さがなかったかな。
同じ系統だとカプエス2神ゲームとして存在しているだけに超えられなかったですね。
あと、GGXXとかランブルフィッシュメルブラなど、2D格闘では他のメーカーが新たな方向性を模索して成果を出していただけに、比較すると駄作と言われてしまうのはわかりますね。
でも、このゲームは出したタイミングと他作品との比較がなければこのゲーム自体はいいと思います。
それだけに、今後もカプコンには新しいものを……と思ってるけど、動きがないのがねえ。
ぜひ練りに練ったすばらしい一本を出して欲しいところです。