AMショー行ってきました レースゲーム(RaceTVとD1GP)

SEGA RaceTV

今回のAMショーでレースゲームの出展は4作品ありました。
とはいえ、ナムコブースの湾岸ミッドナイトMaximautune3は現行稼動中のものですし、同じくナムコMotoGPというバイクのゲームは海外仕様のものの紹介でした。
そんなで、完全な新作はSEGAの「SEGA RaceTV」とタイトーの「D1GP」と「チェイス H.Q.2」です。


SEGAの方は頭文字D3までの筐体を利用したレースゲームで、4台つなげて4人対戦が出来るようでした。
内容としてはアウトラン2をベースに、エフゼロのようなダッシュパネルやジャンプ台、スピードアップパネルなどを加えたドタバタ系のレースゲームです。
走るかブーストゾーンを通ることでゲージがたまって、溜まりきったらブーストボタンで猛ダッシュができます。
ラストの周などはもうブーストしっぱなしができるすごさ。
しかもブーストで後ろから相手を吹っ飛ばせるので、簡単にブロックしてOKというわけではないです。
友人などとわいわい遊ぶには非常に楽しいシステムで、そんな人たちが結構いました。


ちなみに自分はMITSUBISHIのエクリプスを使用してがんばって1位を取ってきました。
色々とレースゲームはやってきましたが、最終周でブーストしまくりの中をトップを取るのは結構大変でした。
まだ簡単なステージ3つのみで、ビーチとかそんなものばかりでしたが、もっと特徴ある面も走りたいですね。


それにしてもSEGAが狙ってる層はマリオカートなんだろうなと思います。
SEGAにこの手のゲームが少ないため、SEGA系列のゲーセンでもマリオカートの設置が非常に多かったです。
SEGAはどうしてもゲーマー系を狙う傾向にあり、作品自体はすごくよく職人や上級者にはこれ以上ない出来だったりするのですが、ライト層向けは苦手なようで。
もちろんそういったものだけで攻めて行くのもアリですが、やっぱり見過ごせないジャンルだったんでしょうね。
それに対する答えとしてはかなりいいのではないでしょうか。


ただ、最近のゲームのようなカードシステムはなく、筐体にパスワードで記憶させる方法っぽいです。
チューニングはなく、ドレスアップのみですが、これが吉と出るか凶と出るか。




タイトー「D1GP」は本物のレースカーまで用意して気合が入ってました。
内容は前回のロケテと同様なのであまり書かないですが、やっている人も多くバトルギアプレイヤーだけでなく今まで避けていた人にもプレイしてもらえそうな感じでした。
速さを競うのではなく芸術点を競うので、他のレースゲームとはルールが違うのですが、リアルさを追求しているこの方向性はSEGAの遊びメインの方向性とはまた全然逆なのも面白いですね。
どちらも期待できそうでした。


そうそう、タイトーは「チェイス H.Q.2」も出してました。
往年の名作に最新の技術を加えた面白そうな作品でした。
カードも未対応ですが、ゲームのシステムの関係上その方がいいのかもしれませんね。
これまた全く違う方向性のレースゲームで面白かったですよ。